全てのアコーディオン奏者へ贈る素晴らしいアコーディオンの楽譜8選
アコーディオンは汎用性の高い素晴らしい楽器です。Tomplayはアコーディオン奏者の方々にクラシック音楽や、映画音楽、ポップス/ロックなどのさまざまなジャンルの音楽を演奏する機会を提供しております。この記事では、ソロアコーディオン用や、伴奏付き(バッキングトラックやオーケストラ伴奏)の作品をご紹介致します。複数の難易度からお選びいただける作品もございますので、すべてのレベルのアコーディオン奏者の方々にお楽しみ頂けます。私たちの楽譜は、フリーベース・アコーディオンと、スタンダードベース・アコーディオン、またはその両方でご利用頂くことが可能です。ボタン式や鍵盤式も選択して頂けます。
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1. アメリのワルツ by ヤン・ティルセン
▶️ ヤン・ティルセンの アメリのワルツ をアコーディオンで演奏する
フランスのシンガー・ソングライターでミュージシャンのヤン・ティルセンは彼の素晴らしいサウンドトラックを通して、映画「アメリ」(2001) でモンマルトルの若いウェイトレスのアメリ・プーランに息を吹き込みました。ティルセンは自身の作品で数えられない程の賞を受賞し、素晴らしい評価を得ました。
アメリのワルツ はサウンドトラックの3曲目で、‘ミュゼット・ワルツ’ と表現できます。これは、従来のワルツよりも速く、簡単で、小規模なスペースでの演奏を目的としたワルツの形式です。この素晴らしく、わくわくする音楽はパリの魅力に満ちており、パリを歩き回る若いアメリのイメージを思い起こさせます。
ティルセンはアコーディオンを含む多くの楽器を演奏するため、この作品はTomplayのアコーディオン奏者の皆様にぴったりの作品です。さらに、この作品のオリジナルの楽器はアコーディオンです。3拍子や各小節の最初のビートの強拍など、ワルツの伝統的な要素がすべて含まれています。
Tomplayで、ヤン・ティルセンの アメリのワルツ をご覧ください。初級〜中級レベルに適しておりますので、多くのミュージシャンの方々にお楽しみ頂けます。ボタン式または鍵盤式のスタンダードベース・アコーディオンで演奏が可能です。
2. Bella Ciao (さらば恋人よ)
▶️ Bella Ciao (さらば恋人よ) をアコーディオンで演奏する
Bella Ciao (さらば恋人よ) は、複雑な歴史を持つ有名なイタリアのパルチザンの歌です。 一部の歴史家は、北イタリアの19世紀までさかのぼると言いますが、またある歴史家は、抵抗と自由の象徴として、第二次世界大戦中の反ファシストコミュニティが発端であると主張します。いずれにしても、この歌は世界中の過激派と抗議者の抵抗の賛歌になっています。
イタリア人と国際的シンガーを含む多くのアーティストによってカバーされており、最近では素晴らしいドラマシリーズ 「La Casa de Papel (ペーパー・ハウス)」、英題「Money Heist」 でも使用されました。
Tomplayでは Bella Ciao (さらば恋人よ) を、ソロアコーディオンで、またはオーケストラの伴奏と一緒に演奏して頂けます。スタンダードベース・アコーディオンで、ボタン式・鍵盤式を選択してご利用頂けます。
3. ハンガリー舞曲 第5番 嬰へ短調 by ヨハネス・ブラームス
▶️ ヨハネス・ブラームスの ハンガリー舞曲 第5番 嬰へ短調 を演奏する
ブラームスは、連弾用の 21のハンガリー舞曲集 の中で最も有名な作品である ハンガリー舞曲 第5番 を1869年に作曲しました。その後、オーケストラやソロピアノなど、さまざまな楽器やアンサンブルのためにこれらの舞曲を再編成しました。
ハンガリー舞曲集 は、ハンガリーのヴァイオリニストであったエドゥ・レメニーなくしては、おそらく日の目を見ることはなかったかもしれません。ブラームスは15歳のときに彼と出会いコンサートツアーで共に演奏しました。当時ヴァイオリニストはジプシー音楽を演奏していました。ブラームスはこのスタイルの音楽を愛していたために触発され、彼自身の作品である ハンガリー舞曲集 を書きました。
ハンガリー舞曲 第5番 は、ジプシーのリズムと熱狂的なエネルギーを備えた圧倒的な作品に変身を遂げる前は、素晴らしく魅力的な短調の主題から始まります。この胸躍るブラームスの作品を、ボタン式または鍵盤式のスタンダードベース・アコーディオンで演奏しましょう。中級レベルのアコーディオン奏者に最適な、ソロアコーディオン用です。
4. Piano Man by ビリー・ジョエル
▶️ ビリー・ジョエルの Piano Man をアコーディオンで演奏する
初期の頃のさまざまなバンドでのキャリアを経て、ビリー・ジョエルはファーストシングルの Piano Man でソロアーティストとしての成功を手にしました。この曲は大ヒットとなった為、今日でも彼はピアノマンの愛称で呼ばれています。この作品の美しさは、ジョエルが地域に密着したバーでピアニストとして働いていた頃にインスパイアされて出来上がったというところにあります。とてもシンプルで平凡のように思える背景ですが、彼はそれを見事に素晴らしい名曲の1つに変えました。
Tomplayのアコーディオン奏者の皆様、ソロアコーディオンや、バッキングトラックと一緒に Piano Man を演奏しましょう。自身のレベルに合わせてテンポを調節することも可能です。特に、最初のビートのベースラインと、小節内の他の音との間の跳躍(離れた音)を練習する際に最適な機能です。
5. Oblivion (忘却) by アストル・ピアソラ
▶️ アストル・ピアソラの Oblivion (忘却) をアコーディオンでオーケストラの伴奏と一緒に演奏する
アストル・ピアソラは、伝統的なタンゴに革命をもたらした20世紀のアルゼンチンの作曲家です。幼い頃から音楽を演奏・作曲し、71歳で亡くなるまで続けました。最も大きな偉業としては、伝統的なタンゴにジャズとクラシックの要素を合わせた nuevo tango (‘new tango’) の発展です。
ピアソラは南米で人気の楽器であるバンドネオンを演奏していました。アコーディオンに似ていますが、音色は大きく異なります。Oblivion (忘却) は1982年に書かれ、Mario Bellocchioの映画「Enricho IV」のサウンドトラックの一部でした。このメランコリックな曲のフレーズは非常におもしろく、特異なものです。曲は4/4拍子ですが、アクセント(強拍)は通常と異なるビートにあるため、よりシンコペーションのリズムに仕上がっています。
Tomplayでは、どのレベルのアコーディオン奏者の方にもご利用頂けます。複数のレベルにアレンジされた Oblivion (忘却) を、ソロアコーディオンで、またはオーケストラの伴奏と一緒に演奏しましょう。この作品は、他のアコーディオンとのデュエットとしてもご利用可能です!
6. Wellerman by ネイサン・エヴァンズ
▶️ ネイサン・エヴァンズの Wellerman をアコーディオンでバッキングトラックと一緒に演奏する
ネイサン・エヴァンズは、2020年にTikTokで伝統的なシーシャンティを歌い、一躍有名となったスコットランドのシンガーです。この成功に後押しされて、彼は2021年に19世紀のニュージーランドのシーシャンティ “Wellerman” のカバーをリリースしました。面白いことに、オリジナルと、220KidとBillenTedとのダンスリミックスの、2つのバージョンでリリースされました。
エヴァンズを始め、他にも多くの人々によってシーシャンティと言い表されていますが、シーバラードと呼ぶ方がより的確です。いずれにせよ、海の歌の明確な特徴としては、海の男達が働いているときに歌われていたということです。
アコーディオンはこの陽気な歌に非常にマッチしています。Tomplayでは、超初級レベルから上級レベルまで、複数の難易度から Wellerman を演奏して頂けます。ボタン式または鍵盤式を選択して、ソロアコーディオンや、バッキングトラックと一緒に演奏しましょう。
7. 彼こそが海賊 - 映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」
▶️ 映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」より 彼こそが海賊 をアコーディオンで演奏する
映画音楽と聞いて、ハンス・ジマーを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。このドイツの作曲家は、驚くべき30年のキャリアの中で、150をも超える作品を書きました。彼は、この分野の巨匠と言えるでしょう。
ジマーと彼のチームは、クラウス・バデルトと一緒に映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の最初の音楽を作曲しました。初めにジマーがチームに参加するように依頼されたときは、彼は ‘海賊映画’のアイデアに納得していませんでした。しかし、映画のシーンを一目見るとすぐに魅了されました。結果的には、音楽制作に費やせる時間が非常に短かった為、彼らはその他7人の作曲家に助けを求めることになりました。
彼こそが海賊 は映画のクレジットが流れる際に再生され、サウンドトラックで最も象徴的な作品の1つです。アコーディオンの輝かしい音色は、この冒険に満ちた海賊の歌にぴったりです。ソロアコーディオンで、またはオーケストラと一緒に演奏して頂けます。レベルと運指を選択して海の旅に出かけましょう!
8. ゴッドファーザー
▶️ ゴッドファーザー をオーケストラの伴奏と一緒にアコーディオンで演奏する
「ゴッドファーザー」(1972)は、フランシス・フォード・コッポラ監督の傑作映画です。この映画はイタリア系マフィアの大家族のストーリーです。主演はマーロン・ブランドとアル・パチーノです。3つのオスカーを含む多くの賞を受賞しました。
「ゴッドファーザー」の愛のテーマは、素晴らしい映画音楽作曲家のニーノ・ロータによって書かれました。作品のメロディーは映画そのものと同じくらい象徴的であり、映画音楽がいかに重要であるかを証明しています。メロディーは即座に映画のイメージを想起させます。このような映画音楽は誰にでも書けることではありません。
Tomplayでアレンジされた ゴッドファーザー をご覧ください。レベルを選択して(初級から上級まで)、ソロアコーディオンで、またはオーケストラの伴奏と一緒にこの作品を演奏しましょう。スタンダードベース・アコーディオンで、ボタン式か鍵盤式かをお選びいただけます。
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