クラリネットで演奏する美しいクリスマス作品10選 (楽譜付き)
寒くなってくるとワクワクしてきませんか?待ちきれなくて夏からクリスマスのことを考えたりしていませんか?そんな方々の為にこの記事をお届けします!様々な難易度でアレンジされた、Tomplayで演奏する美しいクリスマス・クラリネット譜のセレクションをご紹介します。クラリネットで新しい曲を練習して、周りのみんなにクリスマスの魔法を届けましょう!
10曲では足りませんか?もっと他の曲も演奏したい方は、こちらのTomplayのクラリネットのカタログからクリスマスソングをお探しください:
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1. Feliz Navidad
▶️️ “Feliz Navidad" をクラリネットで演奏する
クリスマスはいつも友人や家族に囲まれて過ごしたり、キャロルを歌いに行ったり、ラム酒を飲んだり、伝統的なプエルトリコ料理を食べたりしている人が、ニューヨークで一人きりのクリスマスを過ごすことを想像してみてください。それが1970年にシンガーソングライターのホセ・フェリシアーノに起こりました。この孤独とホームシックに触発され、彼は “Feliz Navidad” を書きました。英語とスペイン語両方を含む歌詞で、感情の全てを明るく前向きなこの歌に変えました。
この曲は、カナダとアメリカで最も人気のあるクリスマスソングの1つになり、世界中で最も再生され録音された25曲のクリスマスソングの1つにもなりました。ボニーMとマイケル・ブーブレもカバーし、フェリシアーノ自身も後にクリスマスの雰囲気とはまた一味違うスカバージョンをリリースしています。
初心者にも最適な初級レベルにアレンジされた Feliz Navidad で、友達や家族にポジティヴで楽しいひとときを届けましょう!Tomplayでは、このキャロルをオーケストラの伴奏と共にクラリネットで演奏して頂けます!
2. Have Yourself A Merry Little Christmas
▶️️ “Have Yourself a Merry Little Christmas" をクラリネットで演奏する
“Have Yourself A Merry Little Christmas” は、1944年にヒュー・マーティンとラルフ・ブレインによって書かれました。当時、このペアはメトロ・ゴールドウィン・メイヤー・スタジオとブロードウェイ・ミュージカルの作品を作曲していました。ですが、映画「若草の頃 (Meet Me in Saint Louis)」に関連する彼らの合作により、“The Boy Next Door” や “The Trolley Song”、“Have Yourself a Merry Little Christmas” などのとても有名な作品が誕生しました。
この曲は、家族が苦難に直面していた為、ジュディ・ガーランドがクリスマスイブに妹を元気づけようとするシーンで流れます。したがって、基の歌詞は陽気なものではなく、`危機の乗り越え方’ のようなものでした。 おそらくこれが第二次世界大戦中にヨーロッパで従事していた米軍の間でこの曲が人気を博した理由でしょう。
Tomplayでアレンジされた Have Yourself A Merry Little Christmas をクラリネットで演奏して、あなたの周りに希望をもたらしましょう。初級〜中級レベルで、オーケストラの伴奏と共に演奏して頂けます。
3. ジングルベル
▶️️ “ジングル・ベル" をクラリネットで演奏する
〜雪の中を駆け抜ける 一頭立てのソリ♫〜 次の歌詞が思い出せなくても、これがなんの曲かはすぐにお分かり頂けるのではないでしょうか?この曲は、“One Horse Open Sleigh” というタイトルで、1857年にボストンでジェームズ・ピアポントにより最初に出版されました。
のんびりとした楽しい音色がクリスマスやホリデーシーズンにぴったりであった為、この曲は瞬く間に人気が広がりました。しかし、この曲の起源はそれほど陽気なものではありません。お金が十分でなかったため、作曲家は当時人気のあったジャンルであるそりすべりの他の曲から歌詞や曲の一部を使ったそうです。それにも関わらず、ジェームズ・ピアポントは後に “ソングライターの殿堂” に選出されています。〜あふれる笑い声(laughing all the way)♫〜 が聴こえてきそうですね。
Tomplayでピアノ伴奏付きの初級レベルにアレンジされた ジングル・ベル を発見しましょう。クラリネットで演奏して、友達に一緒に歌ってもらいましょう!
4. レット・イット・スノー!
▶️️ “レット・イット・スノー!" をクラリネットで演奏する
熱波の真っ只中、7月のカリフォルニアで何を望みますか?氷、エアコン...サミー・カーンとジュール・スタインの場合は‘雪’でした!1945年、このことが2人に “Let It snow” を書くインスピレーションを与えました。実際の気候をよそに、この曲は冬の人気のあるアクティビティに言及しているため、完璧なホリデー作品としてラジオ局ですぐに取り上げられました。
面白いことに、カーンとスタインは再び二人で曲を書くことにしました...今度は暖かい気候を祝う曲です!1946年に書かれた “The things we did last summer” の歌詞には、皮肉を込めて、寒い冬を乗り切るために、陽気な夏の思い出を頼りにするようリスナーに呼びかけています!
クリスマスに Let It Snow をクラリネットで演奏して居心地の良い空間を過ごしましょう。Tomplayの中級レベルにアレンジされた楽譜で、多くの演奏機能もご利用いただけます。
5. Little Drummer Boy
▶️️ “Little Drummer Boy" をクラリネットで演奏する
1941年にアメリカの作曲家キャサリン・ケニコット・ディビスによって書かれたこの曲は、マギ(東方の三博士)に呼ばれてキリストの降誕の場に連れてこられた少年の物語です。少年は、生まれたばかりのイエスにプレゼントを用意することができず、代わりにドラムを演奏することを決意しました。もともとは “Carol of the drum” というタイトルで、最初の楽譜には「K.K.D.が自由に採譜したチェコのキャロル」と書かれていました。しかし、これは後に削除され、作品への関連が正式に証明されることはありませんでした。
当初は合唱練習用に書かれたものでしたが、1951年にトラップ・ファミリー合唱団によって初めて録音され、世界中で人気を博しました。それ以来、この曲は何十人ものアーティストによってカバーされてきました。その中でも最も注目すべきは、異色のデュエット、ビング・クロスビーとデヴィッド・ボウイが歌う “The Little Drummer Boy” と “Peace on Earth” のマッシュアップです。
ここでご紹介するのは、より伝統的なスーザン・ボイルの Little Drummer Boy です。オーケストラの伴奏付きで、初級〜中級レベルにアレンジされています。クラシックのクリスマス・クラリネット譜のコレクションを充実させましょう!
6. もみの木
▶️️ “もみの木(O Christmas Tree)" をクラリネットで演奏する
誰もが知っているような、とても人気がある曲で、曲の起源についても自信があったにも関わらず、実は全く思っていたものと違ったら・・・?実は、“もみの木(O Christmas Tree)” はドイツ発祥です。伝統的な民謡に基づいて、この曲は後にオルガニストであり作曲家のエルンスト・アンシュッツにより手が加えられ、1824年に現在私たちが知っている歌詞になりました。アンシュッツは実際に16世紀の古いシレジアの民謡を基に歌詞を書きました。つまり、基本的に “もみの木(O Christmas Tree)” は、古いチェコの歌詞とドイツの曲から生まれたことになります。
この曲はクリスマスについても直接は言及していません。厳しいドイツの冬を通して、忠実と希望の象徴として銀のモミ(今でこそクリスマスツリーですが)を描写しています。この作品は、何年にもわたって数えられない程のカバーや再録音をされたクリスマスの名作です。
Tomplayによる、オーケストラの伴奏付きの初級レベルにアレンジされた もみの木(O Christmas Tree) のクリスマス・クラリネット譜を発見しましょう。たとえクラリネット初心者でも大丈夫です、デコレーション・ツリーの周りでみんなに歌ってもらいましょう!
7. 久しく待ちにし主よとく来たりて
▶️️ “久しく待ちにし主よとく来たりて" をクラリネットで演奏する
今までご紹介した作品とは異なり、“久しく待ちにし主よとく来たりて” は、伝統的に待降節とクリスマスに演奏される、本来のホリデーシーズンの作品です。 歌詞は早くも8世紀にラテン語で書かれていた可能性がありますが、文書化されたのは1710年が初めてです。
珍しいことに、曲はとても流動的であり、国によっても異なっています。最も人気があり、今日でも演奏されている曲は “Veni Emmanuel” として知られており、1851年に初めて歌詞と関連付けられました。このことが、伝統的なキリスト教のクリスマス作品を生み出しました。U2 や Bad Religion などによる最近のカバーでさらに人気を博しています。
Tomplayで初級〜中級レベルにアレンジされた 久しく待ちにし主よとく来たりて のクリスマス・クラリネット譜で、クリスマスを祝う本来の目的に還りましょう。ピアノ伴奏と一緒に演奏して頂けます!
8. さやかに星はきらめき
▶️️ さやかに星はきらめき(O Holy Night) をクラリネットで演奏する
もしかして今こんな事を考えていませんか?そろそろ “きよしこの夜(Silent Night)” あたりが紹介されるのでは・・・鋭いですね、でももう少しお待ちください、次にご紹介させて頂きます。ここでは、基のタイトルが “Minuit、chrétiens” である作品についてお話します。 1843年に書かれたプラシド・カポーの詩とアドルフ・アダンが作曲した音楽を基にしたこの作品は、フランスのロックモールの教会でオルガンの修復を祝うために初演されました。
この曲は後にジョン・サリバン・ドワイトによって英語に翻訳される前には、“Cantique de Noël” というタイトルが付けられていました。この作品は瞬く間にアメリカや他の英語圏の国々で “O Holy Night” というタイトルで人気を博しました。フランスでは、伝統的に深夜のミサの初めに演奏されますが、世界の他の地域では、パティ・ラベルやジェニファー・ハドソンをはじめとする無数のカバーによる人気もあります。
Tomplayによる、オーケストラ伴奏付きの中級レベルにアレンジされた さやかに星はきらめき(O Holy Night) をクラリネットで演奏して、クリスマスシーズンを開きましょう!
9. きよしこの夜
▶️️ “きよしこの夜" をクラリネットで演奏する
1818年のクリスマスの少し前に、オーストリアの会衆を担当する司祭のヨゼフ・モールは、数年前に書いた “Stille Nacht” の詩を使って、教会でのクリスマスのお祝いをもっと華やかにできるのではないかと考えました。 彼は隣の村のオルガニストであるフランツ・クサーヴァー・グルーバーにメロディーを書くように頼み、数時間後、キャロルはクリスマス・イヴの礼拝中に初めて演奏されました。
この作品はオーストリアで有名になりました。あるフォークシンガーの旅人の家族2人によるクリスマスショーにこの曲が含まれていたことも大きな要因の一つです。この曲は1859年に英語に翻訳されましたが、現在では約140もの言語に翻訳されています。
Tomplayで中級レベルにアレンジされた きよしこの夜 をクラリネットで演奏しましょう。オーケストラ伴奏と共に演奏しながら、クリスマスにちょっとした魔法をかけましょう!
10. クリスマスおめでとう
▶️️ “クリスマスおめでとう" をクラリネットで演奏する
“クリスマスおめでとう” はキャロルの長い伝統から来ています。 その起源は明らかではありませんが、16世紀にイギリス南西部で作曲されたことがわかっています。作曲家のアーサー・ウォレルが楽譜を4つの精巧な歌唱パートに編曲したことで人気を博しました。 その後、彼は1935年にブリストル大学マドリガルシンガーズで初めてこのバージョンを歌いました。
最初はイギリス、次にアメリカと、キャロルは英語圏の国々で急速に人気を博しました。明るく前向きで、今ではクリスマスに関連するコンピレーションや映画で耳にしないことがない程のクリスマスの定番です。さっそく歌詞の予習をして、これからの数週間でたくさん聴く準備をしましょう!
Tomplayによってアレンジされた クリスマスおめでとう をクラリネットで演奏してクリスマスの気分に浸りましょう。ピアノ音源と共に、超初級レベルで演奏して頂けます。
Tomplayのセレクションは気に入って頂けましたか?クリスマスのクラリネットの楽譜をもっと演奏したい方は、是非以下のカタログもチェックしてください:
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