楽譜の読み方
ここでは、読譜のための基本を学びましょう。高音部記号と低音部記号に慣れ、音符を読み、リズムを理解することを学びます。各説明には、クラシック、ポップ、ジャズの楽曲をビデオ形式で提示する複数の演習が含まれています。さらに詳しく知りたい方は、ローザンヌ音楽院で教鞭を執りながら、学部長を務めるAngelo Lombardoが設計し、Tomplayが出版するTomTheoryをご参照下さい。
高音部記号と低音部記号、音符の読み方を学ぶ
楽譜を読み始める前に、譜表と音部記号、特に高音部記号と低音部記号の仕組みを理解することが不可欠です。他にもありますが、これらは音楽の大半で使用されている音部記号です。
譜表は、5本の水平線(または4つのスペース)で構成されます。
これらは、音符の高さを知り、読解するためのものです。 ブラケットで囲まれた2つ以上の譜表のグループは、大譜表と呼ばれます。これらは、ピアノの楽譜で見られるものです。たとえば、上部の高音の譜表は右手で演奏され、下の低音の譜表は左手で演奏されます。
(basic reference for beginners which no longer applies given greater experience)
高音部記号が最も一般的です。ピアノの鍵盤で見ると、真ん中のCの音が中心となります(下の灰色)。
高音部記号の分岐点は、G(第2線上)となります。
低音部記号は、真ん中のCの左側にある下向きの音符を指します。
低音部記号の分岐点は、F(第4線上)となります。
?真ん中のC(上の灰色)は、高音部記号と低音部記号の両方にまたがっていることに気が付きましたか? 高音部記号にも低音部記号にも属する真ん中のCは、楽譜上で見つけやすくなっています。
高音部記号のG、低音部記号のF、中央のCを認識できるということは、音符を読むための基礎があることを意味します。
まだわからないという場合は、音符の名前を覚えましょう(一連の7音符はオクターブと呼ばれます)。これがよく知られている、「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド」(C-D-E-F-G-A-B-C)です。これは上行形であり、下降形は、「ド-シ-ラ-ソ-ファ-ミ-レ-ド」(C-B-A-G-F-E-D-C)となります。とても便利です!
下のビデオをクリックして、音符を声に出して言う練習をしてみましょう。
ご覧のとおり、音符は線とスペース上に交互に配置されています。音符を見つけて、上または下の各線とスペースで数えます。すぐにできなくても、あきらめないでください!脳が自動的にその作業を行うことができるようになるまで、繰り返すことが必要です。訓練すれば、覚える音符がどんどん増えていきます!
あなたの番です!音符の読み方を学ぶための演習をご覧ください。
以下の、音符の名前を声に出して読む練習をすることで、各線またはスペース上で音符を判別する方法がわかって頂けたかと思います。各ビデオには、演習問題の部分と、音名が表示されている回答部分があります。こちらは、TomTheoryメソッドからの抜粋です。すべての演習をやってみたいという方は、こちらからTomTheoryメソッドを購入して頂けます。
Exercise No. 1 - "She'll be coming round the mountain":
Exercise No. 2 - "Bingo"
Exercise No. 3 - "What a Wonderful World":
Exercise No. 4 - Schubert's Ave Maria:
音価、リズム
それぞれの音符は、その形や色に応じて長さが異なります。これがリズムの基本です。
クロード・ドビュッシー[1]が言ったように、「音楽は音符と音符の間の沈黙です」。演奏していないとき、音符は休符に置き換えられます。休符もさまざまな形と長さがあります。
異なる長さの音符と休符を見てみましょう:
1+1 = 2、 2+2 = 4のように、これらの長さはそれぞれ一致するようになっています。詳しく見てみましょう:
全音符は二分音符2つ分に相当し、四分音符4つ分、八分音符8つ分に相当します。
これらのリズムのさまざまな音価を測定するために、拍を使用します。たとえば、メトロノームを使用すると、リズムに合わせて演奏し、一定のテンポで叩くことができます。これらの拍が次々に再生される速度(したがって音楽の速度)は、テンポと呼ばれます。
リズムを読みやすくするために、小節線を使用して音符(音価)を一連のグループに分けます。これが、小節です。
これらの音価の意味を理解しましたか?ですが、高音部記号にある、譜表の冒頭に登場する数字の意味はわかりますか?それを見ることで、曲の各小節にいくつの拍があるか、そして拍の単位は何かを判断することができます。これを拍子記号といいます!
小節、または拍子記号を理解する
拍子の上の図は、各小節の拍の数を示します。ここでは、4拍です。 4拍子です!
下の図は全音符の値を示しており、小節内拍の単位を判断することができます。全音符の1/4 = 四分音符1つ。したがって、拍の単位は四分音符です。
まとめましょう:4分の4拍子または拍子記号は以下のことを示しています:
- 4拍
- 1小節の単位:全音符
- 1拍の単位:四分音符
これは、4分の4拍子の例です。
? 4拍子を表す別の方法があります: C
いくつかの新しい小節を一緒に見てみましょう:
2分の2拍子は:
- 2拍
- 1小節の単位:全音符
- 1拍の単位:四分音符
これは、4分の2拍子の例です。
4分の3拍子は:
- 3拍
- 1小節の単位:全音符
- 1拍の単位:四分音符
4分の3拍子の例です。
注意:上記の小節は四分音符用です。他の例の演習をされたい場合は、メソッドのフルバージョンをダウンロードして頂く必要があります。
あなたの番です!リズムをたたく演習をご覧ください
以下のリズム演習を使って練習して頂くと、リズムの読み方がわかって頂けるかと思います。各ビデオには、演習の部分と、リズムが声に出された形の回答部分があります。画面上で楽譜がスクロールされている間、手を叩いて、またはテーブルの上で叩いて拍をマークします。こちらは、TomTheoryメソッドからの抜粋です。すべての演習をやってみたいという方は、こちらからTomTheoryメソッドを購入して頂けます。
Exercise No. 1 - Quarter and half notes:
Exercise No. 2 - The quarter rest
Exercise No. 3 - The whole note:
Exercise No. 4 - The dotted half note:
さらに進んでみましょう:リズムを守りながら、音符を歌ってみましょう!
音符の読み方とリズムの取り方がわかったところで、その2つを組み合わせて、リズムを守りながら音符を歌ってみましょう。よく知られている楽曲から抜粋したいくつかの演習をやってみましょう。画面上でスクロールされる楽譜を見ながら、音名を歌い、手を叩いてみましょう。該当のパッセージは色付けされています。こちらは、TomTheoryメソッドからの抜粋です。すべての演習をやってみたいという方は、こちらからTomTheoryメソッドを購入して頂けます。
Exercise No. 1 - "Twinkle Twinkle Little Star":
Exercise No. 2 - "On the Bridge of Avignon":
Exercise No. 3 - "Hallelujah":
Exercise No. 4 - "Titanic":
Exercise n° 5 - Pachelbel's Canon:
この記事を通して、音符とリズムの読み方の概観を掴んで頂ければ幸いです。TomTheoryメソッドで読譜力を深め、Tomplayで楽器の練習に大きな喜びを感じていただたら嬉しく思います。
TomTheory - -読譜のための双方向的な学習方法
TomTheoryは、ローザンヌ音楽院で教鞭を執りながら学部長を務めるAngelo Lombardoによって設計されTomplayが出版した、進歩的で包括的な音楽学習法です。 これには、読譜とリズムを読むための演習のほか、楽曲を通して、楽器の演奏や歌唱と読譜をリンクさせることができ演習も含まれます。
こちらから、TomTheoryメソッドをチェックしてみましょう!
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