サクソフォーンで演奏する最も美しいクリスマス音楽
クリスマスシーズンまであと数週間となりました!大切な人のために、伝統的なクリスマスソングを演奏してみましょう。こちらの記事では、アルト、テナー、ソプラノサックスで演奏する最も美しいクリスマス音楽のコレクションをご紹介しています。初心者用、初級、中級、上級レベルの各曲の楽譜へのリンクが記載されています。
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1. 恋人たちのクリスマス
▶️ “恋人たちのクリスマス”をアルトサックス、テナーサックスまたはソプラノサックスで演奏しましょう
“恋人たちのクリスマス”は、英語を話す人々に最も好まれているクリスマス・ソングの1つです。その曲はウォルター・アファナシェフとマライア・キャリーによって書かれ、マライア・キャリーが歌っています。
1993年のアルバム「Music Box」が成功した後、マライア・キャリーと彼女のチームはクリスマス・アルバムを録音することを考えていました。当時、クリスマス・アルバムを制作することは、ミュージシャンの間での慣行ではありませんでした。クリスマス・ソングをカヴァーすること、あるいは作曲することは、この後に人気になったのです。
このクリスマス・キャロルが作曲されてからすでに25年が経っていますが、今でもその曲は新鮮です。 複数のレベルで、アルト、テナー、ソプラノサックスのためにご用意した“恋人たちのクリスマス”のTomplayの楽譜を発見し、プロが演奏するオーケストラ伴奏音源に合わせて演奏してみましょう。
2. Have Yourself A Merry Little Christmas
▶️ アルトサックスまたはテナーサックスで、"Have Yourself A Merry Little Christmas”を演奏してみましょう
ヒュー・マーティンとラルフ・ブレインが1944年に、ジュディ・ガーランドの映画「若草の頃」のために“Have Yourself A Merry Little Christmas“を書いたほか、MGMとブロードウェイのミュージカルのために他数十曲を作曲しました。
その歌は「メロディーと共に始まった」とマーティンは言っています 。「好きなマドリガルのような小さなメロディを見つけましたが、うまくいかないと思ったので、2、3日間演奏してからそれはゴミ箱に捨てました」と。
幸いなことに、ブレインはメロディーを聞いていて、その曲をゴミに捨てるにはあまりに勿体無い、と確信しました。
複数のレベルで、アルトサックス及びテナーサックス用にご用意した"Have Yourself A Merry Little Christmas" をオーケストラ伴奏音源に合わせて演奏し、Tomplayの沢山の機能を活用して練習してみましょう!
3. ”ジングル・ベル” - ジャズ・バージョン
▶️ アルトサックス、テナーサックスまたはソプラノサックスで、"ジングル・ベル”のジャズ版を演奏してみましょう
感謝祭のために”ジングル・ベル”を作曲したのは、思いやりがほとんどない日和見主義者と言われるジェームス・ロード・ピアポント でした。それは、お酒の友となる歌になるはずでした。
その曲は最初、1857年にボストンで「One Horse Open Sleigh」というタイトルで出版されました。これが、世界で最も有名なクリスマス・キャロルの1つです。その曲は1956年に、エルヴィス・プレスリー、カール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイス、ジョニー・キャッシュによる、ミリオン・ダラー・カルテットの演奏楽曲の1つとなりました。
1948年には、フランシス・ブランシュによって「Vive le vent」というタイトルでフランス語に翻訳され、フランスでも非常に人気のあるその曲は、最近ではダリダ、ミレイユ・マチュー、ミカといった歌手によって演奏されています。
複数のレベルで、アルトサックス、テナーサックス、ソプラノサックス用にご用意した”ジングル・ベル”のTomplayオリジナル・ジャズ版の楽譜を発見してみましょう。伴奏のテンポをご自由に調節して頂くことが可能です。
4. きよしこの夜
▶️ アルトサックス、テナーサックスまたはソプラノサックスで、”きよしこの夜”を演奏してみましょう
歴史は、1818年のオーストリア・アルプスで遡ります。 12月23日、ザルツブルク近郊の村オーベルンドルフにある小さな聖ニコラス教会で、キリストの誕生を再現することになっていました。
残念なことに、オーベルンドルフの聖ニコラス教会の司祭は、災難に直面していました。オルガンがネズミの仕業で故障し、夕方の礼拝前に修復することは不可能でした。
しかし、ヨーゼフ・モール神父はあきらめる人ではありませんでした。彼は数年前に書いた「きよしこの夜」と呼ばれる詩を探し始めました。
彼は自分の詩を、隣の街の教師でありオルガン奏者であるフランツ・クサーヴァー・グルーバーに見せ、ギター伴奏でメロディーを書くように頼みます。
時間後、小さな聖ニコラス教会のクリスマスイブの礼拝で、初めて歌が演奏されました。
複数のレベルで、アルトサックス、テナーサックス、ソプラノサックス用にご用意した”きよしこの夜”のTomplayの楽譜を発見し、オーケストラ伴奏音源またはピアノ伴奏音源に合わせて演奏してみましょう。楽曲の学習を容易にする、”書き込み”や”繰り返し”の機能を是非活用して下さい。
5. “ジョイ・トゥ・ザ・ワールド" - ジャズ・バージョン
▶️ アルトサックスまたはテナーサックスで、“ジョイ・トゥ・ザ・ワールド”のジャズ版を演奏してみましょう
“ジョイ・トゥ・ザ・ワールド”は、アメリカで最も古く、かつ人気のある伝統的な歌の1つです。 イギリスの讃美歌作家のアイザック・ウォッツは1719年、詩集を出版しました。それぞれの詩は、詩篇に基づいています。そのうちの1つは、聖書の詩篇98篇に沿って書かれています。
メロディは、1839年にローウェル・メイソンがヘンデルのオラトリオ「メサイア」の合唱部分(第2部(第33曲) “Lift up your heads, O ye gates”と第1部(第17曲) “Glory to God in the highest”)の旋律を抜き出して編曲したものといわれています。ヘンデルは、そのメロディを作曲しなかったということになります。
アイザック・ウォッツは、”ジョイ・トゥ・ザ・ワールド”という言葉を、キリストの降誕のお祝いとしてではなく、時の終わりにキリストの到来を賛美する賛美歌として書いています。
複数のレベルで、アルトサックス及びテナーサックス用にご用意した“ジョイ・トゥ・ザ・ワールド”をクラシック・バージョン、またはジャズ・バージョンで演奏してみましょう。プロが演奏するジャズ・オーケストラの伴奏音源に合わせて演奏して頂けます!
6. クリスマスおめでとう - ジャズ・バージョン
▶️ アルトサックス、またはテナーサックスで、”クリスマスおめでとう”のジャズ・バージョンを演奏してみましょう
”クリスマスおめでとう”は16世紀に作曲され、イギリスのェスト カントリーで誕生しました。その時代、お金のない音楽家たちは、裕福な聴衆のために演奏をしていました。
その曲は、作曲家兼指揮者のアーサー・ウォーレルによって人気を博すことになります。彼はブリストル大学でマドリガル歌手のためにメロディを編曲し、1935年12月にコンサートで演奏しました。
同じ年、彼の編曲版はオックスフォード大学出版局より「メリー・クリスマス」というタイトルで出版され、時代を超えて演奏されるものとなりました。
アルトサックス及びテナーサックス用にご用意した、”クリスマスおめでとう”のクラシック・バージョンまたはジャズ・バージョンのTomplayオリジナル譜を発見してみましょう。楽譜には、オーケストラ伴奏音源が同期されています。
7. O Holy Night
▶️ アルトサックス、テナーサックスまたはソプラノサックスで、"O Holy Night" を演奏してみましょう
“O Holy Night”は、1845年頃にフランスで作曲された有名なクリスマス・キャロルで、アドルフ・アダンが作曲、プラシッド・カポーが作詞を手掛けたものです。
もともとソプラノ声部とキーボードのために書かれたものであり、クリスマスの冒頭のミサの間に、さまざまなグループに演奏されます。
また、マライア・キャリーやセリーヌ・ディオンなどの著名人が英語版で取り上げています。
複数のレベルで、アルトサックス、テナーサックスまたはソプラノサックス用にご用意した"O Holy Night”の楽譜を発見してみましょう。楽譜には、プロが演奏するオーケストラ伴奏音源が同期されておいr、音源をスタートすると、楽譜が自動的にスクロールされ、伴奏に合わせて演奏して頂くことができます!
8. Let it Snow!
▶️ アルトサックス、またはテナーサックスで"Let it Snow!" を演奏してみましょう
この記事を締め括るにあたり、ジューリー・スタインの"Let it Snow!"を演奏することをお勧めします。この曲は、その季節を感じさせる歌詞から、クリスマスソングとされるラブソングです。
ですが、実のところ"Let it Snow!”はクリスマスとは関係のない曲です。この曲は、1945年の最も暑い日にハリウッドで書かれました。
ヴォーン・モンローがこの楽曲を最初に録音すると、それはすぐにヒット曲となりました。フランク・シナトラ、エラ・フィッツジェラルド、ドリー・パートン、ポール・アンカ、また、マイケル・ブーブレなど多くのアーティストがモンローに次ぐ形となりました。アルトサックス及びテナーサックス用にご用意した”Let it Snow!”のTomplay版の楽譜を発見してみましょう。楽譜には、オーケストラ伴奏音源が同期されています。
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