サクソフォーンの演奏方法について - 初心者サックス奏者のための10のヒント
初心者のサクソフォーン奏者は多くの場合、その楽器で簡単な曲を比較的早くに演奏し始めることができることに気がつきます。ですが、サクソフォーンの演奏において、素晴らしい音を出すための秘訣は何かご存知ですか?ご心配は無用です。毎日数時間、音階の練習をすることはお勧めしません。同じ楽曲を数ヶ月にわたって練習して、モチベーションが上がるとも考えません。アルト、ソプラノ、テナーサックスのいずれを演奏する場合でも、このガイドに含まれるサクソフォーンの演奏方法に関するヒントは、すべてのサックス奏者に共通のものであり、これらを習得すれば、すぐに演奏できるようになることでしょう。
それでは、サクソフォーンのの学習に役立つトップ10のヒントを見てみましょう!
1. 音符を認識し、サックスでその音符を演奏する方法を学びましょう
▶️ ビジュアル・サクソフォーン付き、初心者用にご用意したサクソフォーン譜を発見してみましょう
サクソフォーンで高音をどのように演奏するのか疑問に思ったことはありませんか?または、シャープ(#)、フラット(b)の音を演奏するための運指はどうなるのでしょうか?ここで、 Tomplayのサクソフォーン用運指表をご紹介したいと思います。
双方向型運指表ツールをご利用頂くと、任意の音符を選択して、関連するキーとレバーを表示するビジュアル楽器ツールと共に演奏して頂けます。さらに、すべての運指が便利な1つのページにまとめられたPDF作すフォーン用運指表をダウンロードして頂くことも可能です。そしてここがポイントです:サクソフォーン用運指表ツール及びPDFは、無料でご利用頂けます。完全に無料です。こちらからご利用下さい:
2. 耳を鍛え、サクソフォーンでイントネーションを表現するプロになりましょう
ソプラノ、アルト、テナーサックスで様々な音を演奏できるようになったら、正しい音程で演奏できているかどうかを確認したくなるかと思います。音程が合っていることを表す粋な言葉は、サクソフォーンのピッチの正確さを表す「イントネーション」です。イントネーションを練習する方法は無数にありますが、どれが一番楽しく学べるものでしょうか? 私たちは、iOS用のIn Tuneアプリを試してみましたが、シンプルで効果的な音楽ゲームを演奏することで、耳を鍛えるのに非常に役立つもので、良いアプリでした。イントネーションを改善すると、サクソフォーンの演奏において飛躍が見られ、他のミュージシャンと一緒に演奏するときに非常に役立つことでしょう。
3. Sing it again, Sam! 歌うことでサクソフォーンの演奏がどのように変わるのでしょうか
▶️ Tomplayの双方向型サクソフォーン譜を使って演奏してみましょう
この見出しを読むと、「いったい、なぜ歌うことでサクソフォーンの演奏が向上するのか」と思うかもしれません。直感に反しているように思えるかもしれませんが、実は、これがプロのサックス奏者の最大の秘密の1つです。サクソフォーンのメロディを、正しい音程で歌うことができれば、頭の中で音がどのように聞こえるかを正確に知ることができます。サクソフォーンで実際に演奏する前に音符を想像できることは、上達における大きな鍵となります!
しかし、心配しないでください。訓練を受けた歌い手である必要はありません。1つの階名で、サクソフォーンの曲に合わせて歌うことができればOKです(例:ラ ラ ラ等)。自宅にピアノやキーボードがある場合は、サクソフォーンの楽譜の各音を演奏して歌うことも可能でしょう。または、Tomplayの楽譜アプリ内でサックス・ソロの音源を選択して、それに合わせて歌って頂くことも可能です。ちなみに、映画「天使にラブ・ソング...」から学んだように、歌う声が大きければ大きいほど、曲は良くなります。それを思い出して、あなたの心を歌って見ましょう!
4. 深呼吸...これらの呼吸法を試してみてください
「息をするだけ!」と単に言うことは、多くのサックス奏者にとって、実際にやってみることよりも簡単です。ほとんどの初心者サックス奏者は、サクソフォーンの楽曲で、長い音符やフレーズを演奏できるように、肺に十分な空気を入れるのが難しいと感ます。 McGill Music Sax SchoolのNigel McGillが、この短いビデオで呼吸に関するヒントとテクニックをいくつか紹介しています:
また、こちらのヤマハの図表 をご覧いただくこともおすすめです。サイクリングに例えて、ブレスコントロールと支えの重要性が説明されています。
5. アンブシュアが全てです!サクソフォーンで素晴らしい音を出すために口の筋肉を鍛える方法を学びましょう
ここで、サクソフォーンの演奏方法を学ぶに当たって出くわすもう1つの言葉をご紹介したいと思います。アンブシュアという言葉は、フランス語で口を表す言葉(「ブーシュ」)に由来し、特に音の生成に影響を与えるもので、演奏者が金管楽器や管楽器のマウスピースに口を当てる方法を表します。
アンブシュアの筋肉を鍛えると、楽器の音色及び持続力が大幅に向上します。何から始めるのが良いでしょうか。bettersax.com のJay Metcalfが、無料のビデオレッスンで、アンブシュアについて知っておくべき全て、また、その改善方法について説明しています:
6. Music was my first love…あなたのレベルに合った(そしてあなたが演奏したい)サクソフォーン譜を見つけてください
▶️ あなたのレベルに合った、お気にりのサクソフォーン譜を見つけてみましょう
「初心者はどんな楽曲を演奏すれば良いの?」と自問するなら、簡単に言えば、好きな楽曲を演奏して下さい、ということでしょう!
何十万ものサクソフォーンの楽曲がある中で、どの曲からトライしてみるのが良いのでしょうか。そして、その曲が、あなたのレベルに合っているかどうかを確認する方法は?大変な作業のように思われるかもしれませんが、私たちがTomplayで行っているその作業は、私たちにとってやりがいを感じるものです。
私たちは、ミュージシャンの皆さまから毎年何百もの楽曲のリクエストを受け付けています。 その後、プロのミュージシャンのチームがあらゆるリクエストを処理し、異なる複数の楽器・レベル用の楽譜及び伴奏音源を制作します。すべての準備が整うと、Tomplayの楽譜カタログにその楽譜が公開され、皆さまにお楽しみ頂けるようになります。また、あなたにぴったりのサクソフォーン譜を見つけて頂くべく、ジャンルや難易度などで絞り込み検索をして頂くことも可能です。 伴奏音源が付いたTomplayのサクソフォーン譜をこちらから無料でお試し下さい。
7. チームワークが夢をかなえます!他のミュージシャンと演奏してみましょう
▶️ バンドまたはオーケストラに合わせて、サクソフォーンを演奏してみましょう
気の合うミュージシャンと一緒に演奏するとき、音楽は最も楽しいものになります。また、バンド、オーケストラまたはアンサンブルで演奏する時、モチベーションをさらに高まり、楽器のスキルはより迅速に向上します。 新型コロナウイルス・パンデミックによって、この1年半は大変な状況であり、他のミュージシャンと一緒に同じ部屋でライブ演奏することは難しいことを私たちは知っています。自分でサクソフォーンを演奏しながら、バンドで演奏する時の究極の気分を味わう方法がわからないとう場合、私たちがお手伝いできるかもしれません。
Tomplayのサクソフォーン譜には、様々な双方向型伴奏音源が組み込まれています。伴奏の選択、テンポの変更、音量の調節なども可能です。
お試し頂く準備ができましたか?Tomplayプレミアム・サブスクリプションの最初の14日間は完全に無料で、いつでもキャンセルして頂くことが可能です。 14日間の無料体験期間中は、アルト、ソプラノ、テナーサックス(およびその他楽器)の楽譜カタログ全体に制限無しでアクセスして頂くことが可能です。以下リンクより、Tomplayのサクソフォーン譜を無料でお試し下さい:
8. 自分の演奏を録音して、聴き直してみましょう
自分の声を録音して聞く時、なぜ声が違うように聞こえるのか疑問に思ったことはありませんか?これは、話すときに頭の骨が振動することと関係があります。自分の声の録音を聞くとき、追加の頭の振動なしで、自分の声だけを聞くことになります。サクソフォーンを演奏する場合も同様です。あなたがサックスを演奏しているとき、常にあなたの頭の中で外部から知覚されるものとは異なって聴こえます。
勇気を出して、その録音ボタンを押して、演奏を聴き返してみましょう!そして、自己批判的になりすぎないでください。録音は、練習目的です。誰とも共有する必要はなく、いつでも削除できます。やってみてください!
9. 魔法が起こる場所...ステージでサクソフォーンを演奏してみましょう!
▶️ Tomplayの無料アプリを使って、ステージでお気に入りの楽曲を演奏してみましょう
大胆に聞こえるかもしれませんが、あらゆるレベルのミュージシャンは、公の場で演奏するという目標を追求すると、楽器のスキルを最も速く向上させることが出来ます。心配はご無用です。公共の場でサクソフォーンを演奏することが、何千人もの人々を前にしたコンサートで演奏しなければならないという意味ではありません。初心者のサックス奏者がステージで演奏する可能性は無限大です。サックスのワークショップ、自由参加のステージ、地元のまたはオンラインでの音楽学校のコンサート等に注目して見てはいかがでしょう。バスキング(チップと引き換えに公共の場所で芸を披露すること)も、アマチュアサックス奏者の間で非常に人気があります。
必要に応じて、ステージ上でも、Tomplayの楽譜をご利用頂き、伴奏音源に合わせて演奏して頂くことも可能です。 iOSまたはAndroidデバイス用のTomplayアプリ(無料)をダウンロード頂き、アプリ内でお気に入りの曲をダウンロードして、インターネット接続を気にすることなく、どこででもお気に入りの楽曲をオフラインで再生して頂けます。
皆さまが演奏し、輝いている瞬間をぜひ拝見したく思います。演奏動画を公開される際には、Instagram、Facebook、またはYouTube上でぜひ、Tomplayをタグ付けして下さい。
10. そして、最も重要なこと:サクソフォーンの演奏を楽しんで下さい!!
サクソフォーンの演奏を学ぶには、いくつかのトレーニングを要します。しかし、重要なことは、たくさんの楽しみも付随することです!プロのサクソフォーン教師による効果的なトレーニングに加えて、あなたをインスパイアする人々と一緒に、好きな音楽を演奏することに集中することで、短時間で素晴らしいサックス奏者になることができます!
サクソフォーンの演奏を学び始めてから、一番印象的な瞬間は何でしたでしょうか。皆さまのコメントを拝見できるのを楽しみにしています!
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